江西省興国市三僚村は、唐代になって楊筠松とその二人の弟子により有名になった。三僚村は興国、寧都、于都の境界地域にあり、いわゆる贛南(江西省南部)の客家地区に属する。民衆は純朴で剽悍で、人心は誘われ易く、また利用され易かった。戦乱の世にあっては、ここは、ずっと歴史伝承をもち、人材を輩出する一個の地域であった。近代以降、ここはまた苏区(中国共産党の革命根拠地)の中心地帯の一つとしても知られ、長らく国民党と共産党が政治と武力により長期にわたって闘争し、現在でも数多くの痕跡が残されている。
农村社会三僚村地理师
劉昭瑞: